2019-06-06に公開された動画をふくめ、わかったことをまとめています。
届き次第、お知らせします。
ローンチスケジュール(サービス開始日)
詳しい日付、11月19日が、正式に発表されました。(Made by Googleにて)
2019年11月の可動開始がアナウンスされました。
それに伴い、Stadia Founder’s Edition Bundle (Night Blue)の予約販売が開始されています。
いまのところ、Stadia利用券的なものが11月から購入可能かどうかについては明らかになっていません。
ローンチタイトル(サービス開始時のゲームラインナップ)
- Assassin’s Creed Odyssey
- Doom Eternal
- Destiny 2
- Tom Clancy’s Ghost Recon Breakpoint
- Tom Clancy’s The Division 2
- Baldur’s Gate III
- Doom
- Tomb Raider, Rise of the Tomb Raider, Shadow of the Tomb Raider
- GYLT
- Get Packed
- Darksiders Genesis
- Dragon Ball Xenoverse 2
- Farming Simulator 19
- Final Fantasy XV
- Football Manager
- GRID
- Just Dance 2020
- Metro Exodus
- Mortal Kombat 11
- NBA 2K
- Power Rangers: Battle for the Grid
- Rage 2
- Samurai Shodown
- The Crew 2
- The Elder Scrolls Online
- Thumper
- Trials Rising
- Wolfenstein: Youngblood
- Watch Dogs: Legion
- Marvel Avengers game
対応タイトルは順次追加予定。
ローンチエリア(サービス開始時の対象地域)
ベルギー、フィンランド、カナダ、デンマーク、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、ネザーランド、ノルウェイ、スペイン、スウェーデン、イギリス、アメリカの14カ国。
対応環境
専用コンソールは存在しない
いわゆる各家庭に設置するゲーム再生用機器(Xbox OneやPlayStation4などのコンソール)は必要ありません。
必要なモノ
ハード
テレビ、デスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレット、Pixelシリーズスマートフォンが対象です。
特に言及はありませんが、デスクトップパソコンはWindows10搭載パソコンと思われ、Macが対象になるかどうかについては明らかではありません。
またノートパソコンについても言及がありませんが、紹介された機体がChrome Pixelbookとみられ、各社OEMのChromeOS搭載機でもプレイできるのではないか?と期待されています。
タブレットも可能と紹介はされているものの、機体は明らかにPixel Slateで、他のタブレットが対応するかについては未知数です。(iPad系、Androidタブレット系)
スマホに関しては明確にPixel3(XL)、Pixel 3a(XL)がアナウンスされています。その他OEM各社のスマートフォンで利用可能になるかは正直微妙なところ。
回線
ゲームに必要不可欠な重いグラフィック処理はすべてグーグルのデータセンターで処理されています。
したがって、ゲームプレイ中は常にオンラインである必要があります。
理屈としては、Youtube、Gmail、Android、GooglePlay、GoogleMap、GoogleSearchなどで培った低遅延ネットワークサービス技術をゲームにも適用。
Stadiaでも、処理のすべてをデータセンターで行うので、従来必要としたゲームソフトのダウンロード、ゲームソフトの修正アップデート、ゲームソフトのインストール、などが必要ありません。
それを手に取れば、いつでも、どこでも始めることができる、それがStadia最大の特徴となります。
回線種類
すくなくとも、現在のところは、Wi-Fiか有線LANである必要があります。
したがって、Pixel3 3a を持っていても、Wi-Fi環境がなければプレイ不能です。
※これは5Gが来れば解除されるかもしれません
回線品質
アナウンスによれば、60fpsを維持するために必要とする回線速度は10Mbps〜35Mbpsとされています。
日本で一般的に普及しているフルハイビジョンテレビの解像度を可能にするためには20Mbps を必要としています。
光回線を引いていれば問題ないレベルではありますが、プライムタイム(混雑時間)の接続に懸念がありますね。
サービス種類
基本的に、アクセスは無料ですが、有料、無料で、サービスが異なります。
また、ダウンロード販売が予定されていますが、ローンチ(サービス開始時)には間に合わないようです。(2020年開始予定)
Stadiaでは、オンライン環境があり、対応した視聴環境があれば、コントローラーについては、機器を選びません。
キーボード、マウス、ホリパッド、ロジクールゲームパッド、XboxOneコントローラーと思われるものが描かれていますが、さて。DualShock4はどこ?
Stadia Pro
月額9.99ドル。最大4K、HDR、60fps、5.1サラウンドが利用できます。
また、定期的に新タイトルが追加されます。ローンチ時の追加タイトルとしてはDestiny 2 が対象で、拡張コンテンツ含めプレイ可能です。
また、特定タイトルの期限なしプレイ権(いわゆる従来型のダウンロード販売)の優待割引が含まれます。
Stadia Base
Stadia Proとの差は、
- 画面解像度の上限:1080pまで
- 音声:ステレオサウンドまで
- 優待割引:なし
- 遊び放題:なし
- タイトル追加:なし
となっています。
プレイ権を持っている(Grant済み)のタイトルにアクセスするための料金はかかりません。
つまり、ダウンロード販売で買ったタイトルはいつでもプレイでき、加えてFree to Playタイトルを自由に選択できる、というわけです。
物販
Stadia Controller
いつでも、どこでも、シームレスに視聴環境を移動するためのトリガーとなる専用コントローラー。
事前の情報では、Stadiaコントローラーを持ったまま、テレビの前から、Pixelbookの前に移動した際、画面が切り替わるデモが行われています。
69ドル。いまのところ、単体販売は行われていません。
※セット予約販売の際に追加コントローラーとして選択可能
家の中を移動しつつ、ゲームを続けるという体験はあまり想定できませんが、コアゲーマーがトイレの時間を惜しんでプレイする用向きには最高かもしれません。
Stadiaコントローラー専用機能
- スクリーンキャプチャボタン
- グーグルアシスタントボタン
Stadia は、Youtubeを配信プラットフォームとして設定できることがわかっています。
動画で情報を発信、あるいは配信する側からすれば、Stadiaコントローラーには画面のキャプチャや録画を行う専用ボタンが搭載されているので、必須かもしれません。
余談ですが、Youtubeでライブ配信中に視聴者からの対戦申し込みに対応できるとされている他、配信済みのゲーム動画からゲームを起動させることができます。
視聴者からすれば、気になるゲームのプレイ権が瞬間的に付与され、プレイが可能になるわけです。
購入作業を伴う場合は確認があると思いますが、恐ろしくゲームにリーチしやすくなりますね。
Stadia Founder’s Edition
現在、サービス対象地域で予約販売が開始。
送料無料の129ドルとなっています。
内容としては、以下の通り。
- ファウンダー限定色のStadiaコントローラー(ナイトブルー)(69ドル)
- Chromecast Ultra(69ドル)
- Stadia Pro 3ヶ月分(9.99ドル x3)
- Destiny 2 The Collection(参考:Xboxダウンロード版59.99ドル)
- ユーザー名優先命名権
69+69+29.97+59.99=227.96 → 129ドル(98.96ドルオフ)
ユーザー名の排他的独占権、というか早期アクセス権は、有名ライブ配信者からすれば、ライフライン的なものじゃ?またおま国。
Destiny2に関しては、Baseと拡張コンテンツ、年間パスポートがセットになっているようです。
が、Shadowkeepを単体で購入すると、これらすべてが含まれているので、実質Shadowkeepを購入することと同意です。ちなみにShadowkeep自体は9月18日発売、Xbox版が59.99ドルとなっています。
PlayStation4版のプレイヤーデータの変換も予定されていて、現在Sonyの承認待ちだそうです。