クアルコムは、Snapdragon8cxシリーズの後継機に取り組んでいるようです。
GeekBenchv5のテスト結果をみると、リストはLenovoQRD用となっており、Snapdragon 8cx Gen3とWindows11という記述が見て取れます。
なお、QRDは「Qualcomm Reference Device」の頭文字と考えられ、テストデバイスであることを示しています。
Snapdragon 8cx Gen 3は、おそらく新製品で、Snapdragon 8cx Gen2の後継であると考えて間違いありません。
ベンチマーク結果が確かなものであれば、Snapdragon 8cx Gen 3のベースクロックは少なくとも2.69GHzになります。
つまりGen2からベースクロックは急上昇したことになりますが、これはクアルコムの新しい「Gold +」コアが原因である可能性があると考えられます。そうなるとコアの特性上、バッテリー寿命を犠牲にしてより優れたパフォーマンスを引き出す可能性があります。
上記のテスト結果の比較から、シングルコア、マルチコアともに、Apple M1のパフォーマンスを上回ることができないことがわかります。
Snapdragon 8cx Gen 3はAppleM1ほど高速ではありませんが、それでもIntelやAMDの一部のチップセットよりも優れています。
たとえば、Snapdragon 8cx Gen 3は、Corei7-1165G7およびCorei7-1065G7よりもわずかに高速。また、Ryzen 54600UおよびRyzen74800Uよりも高速です。
この大幅な改善は、称賛に値する結果です。
ちがうんです。M1が凄すぎたんです。