フィナンシャル・タイムズ紙のインタビューに応じたわれらの吉田さんは、ゲーム業界について非常に興味深いコメントを残しました。
クラウドストリーミングサービスが主流になる運命
吉田直樹P/Dは5Gの世界展開が完了すれば、クラウドストリーミングサービスが主流になる運命にあると述べています。
現状ゲーミングでストリーミングといえば「Google Stadia」、「GeForce NOW」、「Amazon Luna」、「Microsoft XCloud」などですが、こちらのサービスがモバイル市場に本格的に参入してくるのも、5Gがきっかけになるかもしれません。
4G接続でも十分な体験ができますが、5Gでは遅延が大幅に減少するため(推定8~12ミリ秒)、ゲームに劇的な差が出ることが予想されます。
近年、コロナウィルスの影響もあり、5Gの導入は遅れていましたが、今後は、お外でFF14ちゃんがプレイできる、そんな日が来るのでしょうか。
今後の展開が楽しみです。
5Gが世界標準になれば、どんなデバイスにも映像を転送できる時代が必ずやってきます。
プレイヤーは、ゲーミングハードウェアやテレビモニターに縛られることなく、どのデバイスでも高品質なゲーム体験を楽しむことができます。その方向性は確実に進んでいますし、コロナウイルスがこの流れを止めることはないと思います。
家庭用ゲーム機では、テレビの前に座って電源を入れ、ハードが起動するのを待つ必要があり、時間のかかるエンタテインメントでした。家庭用ゲーム機では、テレビの前に座って電源を入れ、ハードが起動するのを待つ必要があり、時間のかかるエンタテインメントでした。