日本の報道から見えるコロナウィルスの影響
Source:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200312/k10012326751000.html
NHKの報道では、WHO(世界保健機関)がコロナウィルスを「パンデミック」が正式なステータスであると認めたとなっています。
すでに医療品の不足や、マスクなどの予防製品の不足が報道されていますね。
が、正直な話、インフルエンザのスゴいやつで、まぁ死ぬこともあるらしい?くらいにしか感じていない、つまり、いまいちピンときていなくないですか?
当ブログでは、とにかく高額商品を買う場合コスパをみて納得できないと買わないという方針の人がいるのですが、そういう意味で、お高くなってきているスマホの情報を定期的に観察しています。
その情報を集めている段階での知見を今回紹介したいと思います。ガジェット界隈から見えてくるコロナウィルスの猛威が薄ら寒い状態になっています。
ガジェット界に及ぼす影響
E3ゲーム見本市や、そのたスマホ系イベントの開催中止が相次いでいます。
1月の電子機器見本市や、Googleの発表会Google I/Oのキャンセルが報道されています。
Appleが3月下旬にiPhone9(SE2とよばれていたもの)の発表会を内部的にキャンセルしたという報道もあり、さらには毎年行われるAppleの見本市WWDCもキャンセルされるという公算だそうです。
ちなみにAppleがこの時期に新型を投入するというウワサは確定事項のようで、これはGoogleのAndroid11のベータと新型発表にあわせた話題作りとの見方が濃厚です。
1月の見本市は世界的にも、年初に行われるために、目新しい技術が並ぶのが通例ですが、今年はそれが行われなかったため、北米欧州のテック界隈のメディアでは記事がかけず、社説が並ぶ異常事態になっていました。
なによりGoogle I/Oのキャンセルがすべてを物語っていますね。
5月開催予定のスケジュールが既にキャンセルされるということからも、異常事態であることがわかります。
パーツ不足
工場閉鎖が影響大です。
ゲーム業界では、目立ったところだと、特殊なパーツを必要とするリングフィットアドベンチャーなどに影響が出ており、また、PlayStation5の初期出荷台数にも影響があるのでは?と噂されるようになってきています。
スマホ界隈
スマホ界隈では、発表会がキャンセルされる以外にも、かなり深刻な状況が発生しています。
もともとスマホのパーツはほぼ中国製が多いわけですが、発生源の中国では武漢が1ヶ月閉鎖されたりとかなりホットな状態だったことは記憶に新しいと思います。
中国での労働に影響がでたことで、パーツの製造に問題が発生。
Appleではコミットしていた約650億ドルの売上に未達の見込みを発表し、一時ストップ安になっています。
Appleさんの生産速度が下がると、例えばアンテナ技術を提供している村田製作所などの売上にも影響が出ると見られますし、ようやく軌道に乗り始めたジャパンディスプレイも影響を受けると思われます。
PC界隈
もともと中国は旧正月に休む習慣があり、1月中旬から工場が休みに入るのが慣例で、この間、秋葉原のパーツショップ界隈も在庫が枯渇する傾向があります。
そこへコロナウィルスですから、パーツが足りなくなってきているとのこと。
特にIntel系のCPUを搭載するマザーボードやメモリなどが不足気味で、4月の企業需要で大量購入があるのも手伝って、パソコン方面はかなり深刻なパーツ不足に陥ると見られています。
日本ではAU Payなどをはじめとするキャッシュレス決済が流行っていることもあり、高いパーツを買うなら今がチャンスなだけに、パーツ枯渇の速度はかなり早いと思われます。
必要なパーツが有る場合、今年は迷っている場合ではないかもしれません。
案外、色んな所に波及しているので、わたしは大丈夫と高を括らず、いろいろな情報に目を向けてみたほうが、今回ばかりは無難と言えます。