PS5やSwitchのコントローラーでドリフト現象が起こる理由

Gaming-S
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にゃぁ㌠

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原因

スティックの内部装置ポテンショメーターの耐久度による限界

詳細

ポテンショメーター装置の耐久度は2,000,000サイクル

平均的なゲーマー体験を算出
  • Call of Duty:Modern Warfare(2019)コントローラーの相互作用を測定。
    • 任意の30秒間を10回サンプリングして平均を算出。
    • →1分あたり約100回、ポテンショメーターの完全な回転が行われる。

上記の利用頻度を平均的なゲーム体験と仮定する。

  • スティックを多用しないゲームを1分間に80回回転させると、25,000分(417時間)で2,000,000回転に達する。
    • つまり、1日2時間のプレイで耐久度は209日で限界に達する。
  • より多用するケース(120回転/分)では、1日2時間で139日です。

したがって、平均的なゲーマー体験で、4〜7か月で耐久力を失う。

例えばFPS系とかにガッツリはまって操作キツめでゲームを1日8時間プレイしちゃった場合、およそ1ヶ月で壊れることになります。

1ヶ月で壊れるデバイスにしては高すぎないですかwww_(:3 」∠)_

ポテンショメーターの故障原因

摩耗

スティックをどのような角度に動かしているかを測る装置であるため、可動部が摩擦で消耗。

バネ仕掛けのセンタリング

スティックを利用していない場合にセンターへ戻るメカニズムは、バネによる自立であるため、バネが曲がった場合にセンター位置に戻らなくなる。バネの金属疲労。

ジョイスティックパーツの「緩み」

過剰な圧力による操作により、スティックの部品が緩むことで起きるズレ。

その他

摩耗による削れカスや、侵入したホコリなどによる接触不良あるいは移動阻害。

まとめ

コントローラーは消耗品なので、いつかは壊れるのですが、耐久度が思ってたより低いことが消費者の感覚とズレを起こしている気がします。

1年〜2年利用して動かなくなったら、まぁ消耗した、使い切ったな、という感覚を持ってもしょうがないと思うのですが、場合によって1ヶ月で消耗しきってしまうというのは想定外ですね。

製造工程にドラマティックな限界突破が起きない限り、これは変わっていかないのだと思います。残念です。

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