SIE社長 ジム・ライアンさんに聞いてみたシリーズ。
海外メディアgamesindustry.bizが行ったSIE社長ジム・ライアンさんへのインタビューによると、XBOXでは新着タイトルを直ちにサブスクへ投入しているがそれに追従するか?の問に対して、
私たちにとって、ゲームのカタログを持つことは、プラットフォームを定義するものではありません。
私たちの売りは『新しいゲーム、素晴らしいゲーム』です。
以前にもこのような話をしましたが、新作タイトルをサブスクリプション モデルに入れるような道を歩むつもりはありません。
これらのゲームの開発には何百万ドル、1億ドル以上の費用がかかります。それが持続可能とは考えていません。
私たちは、ゲームをより大きく、より良いものにしていきたいと思っていますし、ある段階ではより持続性のあるものにしたいと思っています。
そのため、初日にサブスクリプションモデルを導入することは、私たちにとっては意味がありません。
別の状況にある他の人にとっては意味があるかもしれませんが、私たちにとってはそうではありません。
私たちは既存のエコシステムを拡大・成長させたいと考えており、新しいゲームをサブスクリプションモデルにすることは、それとは相容れないのです。
と回答したとのこと。
つまり、ゲームを作るには1億ドルかかる場合もあり、これはサスティナブル(継続可能)な活動ではないことを理解している。したがって、適正価格で販売することが、ひいてはプラットフォームのエコシステムを継続可能なものにする、と言っているようです。
一方、Xboxでは、新着タイトルは直ちにサブスクに投入されるため、サブスクへの定着率が安定していることも事実で、消費者的には、PS NowやPS Plusでも投入されることが期待されているわけですが、今の所、新作タイトルが投入される機会はないようです。
その一方で、PS4専売タイトルをPCに移植するトレンドがあり、Steamを通じてHorizonやDeath Strandingなど販売されてもいます。商魂。
わたし的には、PS Plusは比較的入りやすいんだけど、Nowはお高いので3ヶ月遅れくらいでも、新作タイトルが入ってくれるとサブスクしやすいんですけども〜。
ふーむ。残念ですね:;(∩´﹏`∩);: