ちょっと面白いニュースを読んだのでシェアします。
Android Centralが報じたところによると、インドにはグーグルアシスタントにつながるフリーダイヤルがあるそうです。
By calling the 000-800-9191-000 toll-free number, users can talk to Assistant in English and Hindi over a call.
フリーダイヤル(000-800-9191-000)に電話をかけると、ユーザーは電話を通じて英語とヒンディー語で(グーグル)アシスタントと話すことができます。
まじかよwwwあたらしいwwww
最近のアップデートでGoogle Assistantの中の人(エンジン)は、サーバーからスマホ内部に引っ越してきました。が、結局ナレッジはインターネットから検索して返しています。
そうなると、データ接続が限られているとか、そもそもネット接続がない地域に住んでいる場合、意味を成しません。
そこでGoogleが打ち出した対インド対策がコレ。
名付けて「インドのユーザーに電話をかけてもらってGoogle Assistantにリーチさせる作戦」。
フリーダイヤル(Vodafone Idea社と提携)を介してグーグルアシスタントと会話、近くの興味のあるポイントなどについて問い合わせることができるとのこと。
ねえ、グーグル?っていうウェイクワードの代わりにフリーダイアルに電話をかけるメソッドは全世界でも聞いたことがないサービスです。だってインターネット接続について心配する必要がないわけですから。
繰り返します、まじかよwwwあたらしいwwww
インドのインターネット事情
インドどうなってマスか、ってことで調べてみると、2007年では、60kbps程度のインターネットで、しかも、ブロードバンド回線を引くと、どこから来てるかわからないLANケーブルが窓から投げ込まれる的な状態だったとか出てきます。
(*‘ω‘ *)まじか
その当時インドではIP固定が基本だったらしく、しかも重複して払い出しているので、重複しているどこかの誰かがネットにつなぐと切れるっていう。
(*´ᄾ`∩)wwww
でも、2009年頃にモバイルが急に普及しだして、2009年12月には1ヶ月でモバイル人口が1900万人増えた記録が残っているとか。
ハァンパねえ=͟͟͞͞(๑º ロ º๑)っ
インドの平均所得は年収180万とのことなので、月15万円ほど。物価は二極化していて、食費や交通費は日本の3分の1〜4分の1程度だそうですが、外食産業がお高めで、1食3,000〜6,000円かかるとのこと。
基本、家でご飯を食べるけど、スマホは持ちたい(10年くらい前の中国)っていう感じなんですかね。
インドのAirtelというキャリアのサイトをみると、SIMの契約が最安で500ルピー(約757円)で75GB。
え。75ギガ?!(๑°ㅁ°๑)おおくね?
なんと、2,000ルピー出せば無制限だそうですけど。
えーこれ、なんでフリーダイアル設置する必要あったわけ?(・_・;)
とか思うじゃないですか。どうも、貧富の差がすごいらしいんですよね。
インドの総人口は、推定で13.6億人。なんと世界2位です。しかも2027年(令和9年)には世界1位になる見込みとのこと。やべえな。
そして1日65ルピー(約100円)で生活している層が3億人以上いるとのこと。つまり貧困層は全人口の20%超えてるってことですよね。
一方、外食1食3000円って話でしたので、貧困層の1ヶ月の生活費っていう。二極化ハンパねえ。そう考えると500ルピーって割と手が出ない層多いんじゃないかな、って。
インドのインターネット普及率は人口比で40.9%。インターネット人口としては5億6000万人とのことですから、貧困層含めて8億人が手付かずのフロンティアってことですよね。
10人に6人はインターネットにリーチしてない。この便利な世界を知らないわけです。
・・・・・・・。ぁーーーーーこわwwwwwwだいきぎょう、こわwwwwwww
人口1位の中国は、最近、高度経済成長がおわって、人件費が高くなっているので、低賃金労働者を求める系の工場界隈ではオワコンと言われているとかなんとか・・・。
そうか、インドなんだね。
ここから10年、インドが主戦場なんだね。グーグルさん!!
Reference:http://www.garbagenews.net/archives/1859537.html、https://www.airtel.in/myplan-infinity/、https://asia-magazine.com/archives/14776、https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89