forbesは、次期Surfaceについて、いくつかの情報を報じています。
要点は以下の通り。
- 次期Surfaceが、折りたたみ式であること
- 縦横比4:3の9インチスクリーンが2枚ある(サプライチェーン筋の情報)
- 1Q20(2020年第1四半期)〜 2Q20(2020年第2四半期)発売
- Windows Core OS 搭載
- Intel Lakefield 採用
- Windows10対応
- Androidアプリ対応
- iCloud連携可能
- 常時接続(LTEか5G)
これはおそらく、以前お伝えしたプロジェクト・ケンタウルスの製品についての詳細であると思われます。
ここで、お話を少しまとめておきます。
わたしの認識(調べた範囲)では、現在のWindows10とは別の、もっと基幹的な意味で、Windowsの基本エンジンを開発するProject Polarisという開発ラインが2017年に出来ました。
FF14的に言うと、現在のWindows10がレガシー、WindowsCoreOSを軸とした新しいオペレーティングシステムが第7厄災後のエオルゼアです。(わかるひとだけわかってくださいw)
新たなWindows製品群としてのWindowsCoreOSは、「OneCore」をカーネルに持ち、UI(インターフェイス)はプラットフォームの構成にあわせて「CShell(Composable Shell)」で再構築されます。
したがって、次世代のマイクロソフト製品たちは、OneCoreをエンジンとし、機械構成によってUIがカスタムされた次期Windowsが搭載されていくことになります。
HoloLens2、SurfaceHub2X、次世代Xbox(Project Scarlett)も、このCoreOS搭載機だとする向きの報道もあり、連携性能についての期待感もあります。
一方、この記事で取りざたしている次期Surfaceは、Project Centaurusとして開発されているプロダクト。この子は、OneCoreをエンジンとしたモバイル向け次期WinsdowsOS「Windows Lite」の最初の搭載機になると期待されています。
またCentaurusは並行に存在した開発ラインAndromedaを吸収合併した経緯があります。
Andromedaはモバイルプラットフォームとして設計されたもので、Androidアプリ対応は予定があったという報道があり、そのAndromedaを取り込んだCentaurusがAndroid対応するという情報は、一定の整合性が取れたものとなり、期待できるのではないかと思います。
WindowsLiteでは、Windows系の野良アプリ(32ビット系)がネイティブでは動かずUWPのみになります。しかし「RAIL(Remote Applications Integrated Locally)」技術で仮想的に起動できるようになるという話なので、Androidもこういう仮想技術の一種で起動されるのかもしれません。
Intel Lakefieldについては、詳しい記事をよむと、どうやらかなり期待されているモバイル向けSoCのようで、6インチから10インチクラスのモバイル搭載用のチップで、Arm系とRadeon系の技術がIntelの技術とハイブリッド実装されているとのことです。なんだかすごい(*´꒳`∩)
早ければ、2020年のお正月、遅くても新入学の頃には登場する予定。
スマホを定価で買う時代にそれなりの性能で常時接続のPCが来ちゃうわけですから、これはワンチャンあるかも?