5月5日、日曜だというのに、みんな大好きミンチークオ✩︎⡱先生が、新たなお告げをくださいましたよ。
現行の最新iPhone (XS/XS Max/XR)は上部に2基、下部に2基のアンテナを搭載していますが、いずれも「液晶ポリマーアンテナ(LCPアンテナ)」です。
新型iPhoneではこの構成を、上部2基、下部3基に再編し、上部2基のうち1基を変性ポリアミドアンテナ(MPIアンテナ)に交換、屋内通信が有利になると見られています。
上部LCPアンテナは引き続き村田製作所が、Avary / ZDTとFlexiumがMPIアンテナを50:50で担当するだろうとしています。なおAvary / ZDTとDSBJは65%〜35%注文を分割共有します。
現行iPhoneのLCPは高周波無線伝送に有利とされる一方、製造業者が少ないため、製造コスト上の問題から主に部品調達面で制限状態にあるとのこと。
MPIアンテナを導入する理由は、この部品調達を改善することにあり、アンテナ部品の受注業者を増やすことで原材料の供給業者に対する交渉力を高め、ひいては、競争発生により、より信頼性の高い製造プロセスや、新しいフレキシブル基板(FPCB)技術の反復性能の向上を前提とした、より柔軟なコアテクノロジーが望めるとミンチークオ先生は予言しているわけです。
しかし、上部MPIアンテナを手頃な価格で調達できたとしても、上部アンテナは下部アンテナより複雑な構造を持つため、仮に、新iPhoneが現行iPhoneと出荷台数が変わらない場合、MPIアンテナの調達コストは従来比で10%〜20%上昇。
つまり、短期的には、iPhoneの売上は横ばいになるだろう、としています。
しかし、長期的には、Avary / ZDT、Flexium、DSBJのLCP生産力が上がると同時に技術が向上、いずれ5Gの要求スペックを満たすLCPアンテナを安価に製造できると予想され、将来的に2020年のiPhoneでは、すべてのアンテナ部品がLCPアンテナに戻ることを期待、つまり投機的な側面がある、というわけです。
そもそもLCPは、低コストの有機フレキシブル基板で、非常に低い電気抵抗で全周波数にわたって一貫動作します。およそアンテナに望まれると思われる電気的特性を持っているのと同時に、5G時代のIoTに必要なデータ通信の大容量化を実現するミリ波(電波と光の境界領域)をあらゆる温度下で利用可能にすると期待され、スマホに限らずRFIDタグなどにも応用が望まれる技術です。
つまり、LCPは、MPIに比べ、周波数減衰、耐熱性能、耐湿性能を含め、多くの機器操作を優位にするというわけです。
安価なLCPアンテナを製造できるように取引業者を増やす、という長期戦略を選ぶAppleを予想するミンチークオ先生。
いったいどういう情報ソースを持っているとこうなるんでしょうか。まさにマジカルミンチークオ(意味不明)
ちょっとまって村田製作所は?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル