インドのニューデリーを拠点とするSuggestPhoneは4月19日、クアルコム内部から得たと思われるSnapdragon735のスペックシートを公開しました。
SuggestPhoneは昨年5月8日にSnapdragon710および730のスペックシートを独占入手した実績のあるメディア。
記事によると、Snapdragon735は、Snapdragon855と同じ7nmプロセス技術で製造、1+1+6 構成のオクタコアの様子。
メイン、ハイパフォーマンスの両コアはCortex-A76ベース、その他6コアはA55ベースと見られます。
ハイパフォーマンスコアの最高CPU速度2.9GHzは、現行8シリーズの最上位Snapdragon855の2.84GHzを上回り、GPUのAdreno620も、先日発表されたばかりのSnapdragon730Gより型番的に上位。
しかも全体的なパフォーマンスとしてのSnapdragon735は、Snapdragon710と比べ、性能比+20%、効率は+50%とされており、かなりの高性能というか、破格です。
ディスプレイは、発売が待たれるSonyの新型Xperia1のウリである長い画面21:9と同じ画面比。画面解像度3360×1440で、60FPSで4Kビデオ撮影に対応。
AI処理担当のNPU220は最大1GHzで駆動、これは10GB〜12GBのRAM対応を意味するとのこと。
この性能でミッドレンジに搭載が期待される7シリーズとは、驚異的です。
登場は1H20ではないかとされ、東京オリンピックには間に合ってしまう計算。
何より5G対応のモデムを搭載するとされているので、2020年前半にはミッドレンジでも5Gという事態になっていると思われます。
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続報が入り次第、おしらせします。