また新たなベンチマークが発見された模様。
Tom’sHardwareは、Apple M1のGFXBenchベンチマーク結果を発見、記事にしています。
記事中では、2016年製のNVIDIA GeForce GTX 1050Tiと、2017年製のAMDRadeon RX 560を比較対象としています。
結果は以下の通り。
華麗に抜き去っていますね(*´ᄾ`∩)
比較先が若干古いGPUなのが気になって調べてきたのですが、AppleのMetal APIを使用してテストする場合、これらは未だ最新グラフィックカードなのだそうです。これらはいずれも75Wの電力を消費するデスクトップグレードのGPUで、現状もARMベースの統合グラフィックスシリコンを超えています。
性能的な話をすると、M1のオクタコアGPUは、25,000近くのスレッドを同時に処理し、最大2.6TFLOPSのスループット。これは、Radeon RX 560と同じTFLOPSであり、GeForce GTX1650の2.9TFLOPSのすぐ下です。
比較先としては妥当かな?
つまり、意訳的にいうと、
GeForceGTX1650 > M1 > GeForceGTX1050Ti > RadeonRX560
的な。
一方で、GPU界隈の立場から見ると、これは驚異的なこと。だってグラフィック専用ではないですからね。
Apple M1は、TFLOPS(1秒あたり1兆回の浮動小数点演算)の性能でこれらのGPUとほぼ同じ仕様であるにもかかわらず、GFXBenchのテスト全体で一貫して高いフレームレートを叩き出しています。
SoCなのにです。専用ではないのにです。
とはいえ、iGPU(統合型)とdGPU(ディスクリート型)は、処理の仕方がSoC型のM1とは違うでしょうから、このスコア比較からなにかの結論を出すのは難しいとは思います。
でも。とはいえ。
M1は、冠した数字の1が指すように、初号機。なわけですよね。
M2、M3と代を重ねていくことで、より強く、より先鋭化していくことは想像できてしまいます。
これ、うっかりしてたらミドルレンジのゲーミングPCのすぐ後ろをM1が走ってるなんてことも起きそうじゃないですか?
ヤバwww 新しいマック史、はじまっちゃってるw
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