最初の1台を悩み抜くシリーズです。
もしあなたが、ご自身をGeekだと認識しているなら、以降の文章は特に興味を引く内容ではありません、多分。
逆に、ご自身を初心者と思っていて、かつ、Chromebookに興味があってこの記事にたどり着いたのなら、アナタは、そうわたしです。
買う前の下調べ中じゃないですか?まっさらな初心者視点の情報をさがしてないですか?
それならぜひ最後まで見ていって下さい。
安いから失敗してもいいじゃん!買って後悔しよう!・・・ってそんなわけないじゃない!?
だって、お金出して買うんだもん、失敗したくないよねー(*´꒳`∩)
わたしがここ1ヶ月、悩みつつ調べたことをまとめます。参考になれば良いなーと思いつつ。
クロームブックの選び方
独断と偏見で選ぶChromebook。
Chromebookは従来の環境を置き換えるものではない
これね、理解するのにすごく時間がかかりました。
つまりこれ、既に作業環境を持っている状態(Windows環境、Mac環境的な )で、何らかの事情
で移行先を探している(たとえば故障したとか、古くて作業が重いとか)のなら、その移行先にChromebookは適していないということです。
従来の作業を全部できる環境が欲しいなら、従来の環境で移行先を選ばないとダメなんですよね。
そうすると、じゃぁChromebookってなんなのって話なんですけど。
Chromebookは「Googleが提供するChromeOSが起動するノートパソコン」ですよね?
だからつまり、どれを買っても動作は同じなのです。プリインストールされている無駄なソフトもないというか、ちょっと違うかな、えーと、例えて言うなら、WindowsだろうがMacだろうが、もっと言えば外国のノートパソコンだろうが、日本のノートパソコンだろうが、同じソフトをインストールすれば、どれでも同じように使えますよね?Firefoxとか。同じ理屈です。仕様が同じソフトウェアなので、動く内容も同じなのです。
端的に言えば、Chromebookは純粋なクロームブラウザなので、ブラウザが出来ることは何でもできるし、出来ないことは一切出来ない。単純明快ですね。
一般的に、ブラウザでまだ開拓されていないのは動画編集とかCADとかそういう分野ですから、Chromebookでは多分荷が重いです。わたしはやらないので調べません。
購入まえに考えなければならないこと
2つあります。
- 利用する自分を想像すること
- コスパを考えること
Chromebookは買ってからの利用内容を明確にイメージしなければならない
明確にイメージ出来ないならやめておけ、初心者にはオススメできない(๑-̀д-́๑)キリッ✧と言われるのは「ブラウザに出来ることしか出来ない」ためです。なんという潔さ(ゴクリ
「パソコンの電池を消費しているのは主にChromeブラウザ」ではないなら再考の余地ありです。
引き返すなら今です。
OK?じゃぁ進めます。
じゃぁ、市販されている各メーカーのChromebookは何を基準に選ぶの?って話ですがこれは明快で、機械の純粋な性能です。
じゃぁじぶんが必要な性能とは?って話になるわけですが、だいたい、いつも、何個のタブを開きっぱなしにしているか、多い場合、それはなんらかの代替案で妥協できるか、ブラウザ以外に何個くらいのソフトを起動しっぱなしにしているか、そのソフトは何で、その機能はAndroidアプリ(あるいはLinuxコンテナ)で代替できるか、そういったことをひもといていく必要があります。
ここでも利用内容を明確にイメージする必要がある、ということになりますね。哲学。
それを明確化できるなら、購入時は性能と値段を天秤にかけて耐用年数で割ることに、購入後は作業内容に、それぞれ集中できるということです。
あと、ChromeOSではGoogleが定める耐用年数的な期限が明示されます。
それを自動更新ポリシーといいます。
Windowsのように、なんとなく使えちゃうから使い続けちゃうけど気付いたら起動に10分かかるようになってるとかにならなくて逆に潔いですよね。Windows7の保守期間が切れるイメージと同じ理屈です。
Chrome デバイスは定期的に自動更新され、端末本体と搭載ソフトウェアの機能拡張が行われます。しかし、ハードウェアや技術の進歩によって端末自体が相対的に古くなると、Chrome デバイスでは新しい OS の機能を活用するためのアップデートが保証されなくなります。
https://support.google.com/chrome/a/answer/6220366
販売実績のある機種が網羅されているので、いつでも確認できて便利です。
コスパを意識しつつ性能を選択する要素
これは3つあります。※先人様方の記事を参考にしています。
- タッチスクリーンはあったほうがいい
- サイズ感と持ち運び
- 接続端子について
タッチスクリーンをどう考えるか
Chromebookはその仕組み上、ネットに接続するのでOSは自動アップデートされます。通常はたとえ嫌でも更新されてしまうので最新に保たれるということになりますが、これはつまりGooglePlayが導入されるということなので、Androidのアプリが導入できる前提で考えるべきと思います。
Androidアプリは当然ですが、タッチスクリーンに最適化されています。なのでやはり、アプリを便利に使うには、タッチスクリーンは有った方が良いと考えています。
たまーにタッチスクリーンじゃない子も居るので注意です。
2in1、タブレット型などのスタイルをどう考えるか
タッチスクリーンが前提となると2in1かタブレットか、どちらにしても、キーボードがない状態で使うことも想定すべきです。
ただ、Androidアプリだけを使うわけではないので(それならAndoridでいいじゃんってはなしになりますし)物理キーボードがないとChromeOSはまだちょっと不便らしいので、2in1を積極的に狙っていきたい所です。
持ち運びについて
家で使うのか、それとも持ち歩くのか。これはサイズ感に影響がある要素です。
主にパソコン置き場が決まっていて、ほぼ置きっぱなしで使うなら重いのもありですが、持ち運ぶなら軽さが重要なカギに。
11インチ以下の子は画面の解像度がHD画質とやや抑えめで、代わりに重さやコストを抑えている傾向。かなり携帯性は高いと思われます。Chromebookの真骨頂は持ち運びなんじゃないかなぁやっぱり。ただし本体が小さくなるのでキーボードレイアウトが若干犠牲になってるきがします。
12インチ系はwindowsでもキーボードが外れる(デタッチャブルな)傾向があり、ChromebookでもHP Chromebook X2がデタッチャブル。このサイズは3:2の画面比が多く、マルチウィンドウや分割ウインドウでの作業に向いているとのこと。
14インチモデルからはベゼルの細いモノが多くなってきて、実サイズは限りなく13インチ級に近いという、携帯性に寄せてきているデザインになってきています。十分な広さがあるので、このサイズからだいたいフルHD画質になります。でも重さはギリ持って行けるレベル。
15インチ系はかなりパワフルで、開発者が開発用に環境をセットアップして使ったりするらしいです。ローカルストレージもかなり大きめのオプションが用意される傾向があります。ただし持ち運べるレベルの重さにはなっていないと思われるので、持っていくなら覚悟が必要。そのかわり圧倒的に広い画面に高画質液晶が載っているので、作業そのものはすごく快適です。
また、Chromebookで動画を楽しむだろうという検討が立っている場合、フルHD以上を狙っていくことになるので、14インチ以上を狙っていくことになります。お値段と相談です。
用途に適した画面の広さをもっているか
画面が広く解像度が高いとつまり情報の一覧性が上がります。
動作が軽いのがChromeOSのウリなので、作業効率は積極的に狙っていくところだと思います。
要はそういう使い方が想定されるなら解像度は高いに越したことはないわけです。
が高精細はつまりお値段が高い。あと機械的な問題として、14インチ級以降が画面が広いんですけど、携帯性がガクリとさがっちゃうっていう。使い方次第だよねえ。
わたしはなんとか画面分割出来たら及第点かなぁって思ってます。
USBポートの数と充電ポートをどう考えるか
これは充電性能と拡張性の話。
マウスつけたいとか。外付けキーボード付けたいとか、USBメモリさしたいとか。
USBポートはUSB-CがIn/Outをかねてる場合が多くて、その場合モバイルバッテリーを繋げば充電しながら作業を続けられる利点があります。
RAMは4GBで充分、ストレージは32GBだとちょっと不安
だいたいアプリを2個、タブを12枚ほど開いて作業をする方が、「とても快適だ」という話なので、開発用途でなければメモリは4GBで十分と思われます。
ストレージはGoogleのサーバー(googleドライブ)にあるデータを一時的にダウンロードしてオフライン作業するとき、アプリをインストールしたときに利用されるのみですが、音楽をダウンロードして聞きたい、飛行機に乗ってる間、ダウンロードしておいた映画の続きをみたい、などの使い方が想定されるなら、64GBはほしいところ、とのことです。
オススメChromebook - 総合 - 2019年春
総合評価順のChromebook一覧2019年春以降の新規購入
総合評価 | 製品名 | ディスプレイ | RAM | ストレージ | バッテリー | 自動更新ポリシー | 特徴 | 価格(ドル) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Lenovo Chromebook C330 | 11.6" | 4GB | 64GB | 12h | 2022-06 | 254 | |
2 | Asus Chromebook Flip C302CA-DHM4 | 12.5" FHD | 4GB | 64GB | 10h | 2022-11 | 470 | |
3 | HP Chromebook X2 | 12.3" 2K | 4GB | 32GB | 12h | 2024-06 | 496 | |
4 | Google Pixelbook | 12.3" 2K | 8GB | 128GB | 10h | 2024-06 | 999 | |
5 | ASUS Chromebook Flip C213 | 11.6" | 4GB | 32GB | 12h | 2023-11 | Mil-STD-810G | 324 |
6 | HP Chromebook x 360 160 | 14" FHD | 8GB | 64GB | 13h | 2024-06 | backlight | 599 |
7 | Lenovo Yoga C630 Chromebook | 15.6" UHD | 8GB | 128GB | 6h | 2024-06 | 785 | |
8 | ASUS Chromebook Flip C101PA | 10.1" | 4GB | 32GB | 10h | 2023-08 | 329 | |
9 | Lenovo 500e (2nd Gen) | 11.6" | 4GB | 32GB | 10h | 2023-11 | 339 | |
10 | Acer Chromebook Tab 10 | 9.7" | 4GB | 32GB | 9h | 2023-08 | 318 |
オススメChromebook - 堅牢性 - 2019年春
堅牢性目線での総合評価順のChromebook一覧2019年春以降の新規購入
ディスプレイ | RAM | ストレージ | バッテリー | 自動更新ポリシー | 特徴 | 価格(ドル) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ASUS Chromebook Flip C213 | 11.6" | 4GB | 32GB | 12h | 2023-11 | Mil-STD-810G | 324 |
2 | Lenovo 500e 2ndGen | 11.6" | 4GB | 32GB | 10h | 2023-11 | 339 | |
3 | Acer Chromebook Tab 10 | 9.7" | 4GB | 32GB | 9h | 2023-08 | 318 | |
4 | Lenovo Chromebook C330 | 11.6" | 4GB | 64GB | 12h | 2022-06 | 254 |
オススメChromebook - 携帯性 - 2019年春
携帯性視点での総合評価順のChromebook一覧2019年春以降の新規購入
ディスプレイ | RAM | ストレージ | バッテリー | 自動更新ポリシー | 特徴 | 価格(ドル) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Lenovo Chromebook C330 | 11.6" | 4GB | 64GB | 12h | 2022-06 | 254 | |
2 | HP Chromebook X2 | 12.3" 2K | 4GB | 32GB | 12h | 2024-06 | 496 | |
3 | ASUS ChromeBook Flip C302CA-DHM4 | 12.5" FHD | 4GB | 64GB | 10h | 2022-11 | 470 |
ただしASUS Chromebook Flip C213は2019年06月頃にC214にさしかわる予定があるとのことなので、それまで待つのと、あと本命のASUS Chromebook Flip C434はデータが曖昧だったので、あえていれなかった。だから情報に更新があったらまた更新しておくのでみにきてねー(*´꒳`∩)