前回までのキーボード沼は
前回は買った直後のファーストインプレッションが済んだところまででした。
現在、およそ2週間強経過しての利用感をざっとまとめておきますと
- キーストロークが深すぎる
- なでうちが思ったよりできない
- キーボードの手前に別でトラックパッドがほしい(キーボードが良すぎるため)
などなど、細かい使い勝手について不満点が出てきました。
なかでもキーストロークが深すぎるというのは、正確には底打ちするまでの距離に深さみがありすぎるというもの。
上記のアニメーションからわかるように、キーを押し込むと軸が押し込まれてセンサーに干渉するようになっています。
しかし、押し込みを感知し始めるのは、最後まで押し込んだ時ではなく、微妙な凹みの位置まで(正確には2mm)押し込んだときになります。この地点をアクチュエーションポイントといいます。
(アクチュエーションポイント)
アクチュエーションポイント、つまり、キーが反応した状態まで来たら、すでにそのキーには用事はないので、ここまで押したら離せば良い(なでるように打つ:なでうちすれば良い)のですが、最後まで押し下げる癖がついてしまっているため、ついつい最後まで押してしまいがち。
しかし、理想でいうともっと浅くて良い。
つまり、センサーが反応したら、可及的速やかに最後まで押した状態(底打ち)になってほしいわけです。
キートップの軸受けが短ければいいのに(*´꒳`∩)?それか押ささらなければいいのに(*´ᄾ`∩)?
そこで色々調べた結果、スイッチの静音化に用いられる「静音化リング」がわたしの要求を満たしているようなので、試しに買ってみることにしました。
前置き長くてすみません(*´ᄾ`∩)
商品はこちら
Amazonデリバリーで届きました。ポスティング可能なサイズでしたが、置き配指定していたため、宅配ボックスに配達されました。
内容物
ジッパータイプの袋に入った状態で届きます。これはなんとなく嬉しい。
内容物としては、清掃用のブラシ2個とキートッププラー(はずし具)が形状違いで2個。あとは静音化リングが無数に(およそ500個)入っている専用ケースでした。
リング、ほんとに500個も入ってんの?とか思って数え始めたんですが15個まで数えてやめましたw
500個くらいだよきっと(真顔
利用感
キートップをはずしてひっくり返すと丸い軸があることがわかります。
この部分が軸と接続されて押し込んでいるわけですが、下記のようにリングを装着することで、最後まで押せないようにするのが、今回の狙いです。
本来は底打ちできないようにすることで底打ち音を抑制するために装着するリングです。
茶軸の底打ち音が特にうるさいと思ったことはないのですが、装着して試してみると、確かに少し音が軽減されるような気がします。
静音化してるかと言われると微妙なレベル。
音は小さくなってるというか短くなっているというか。静かになったかと言われると微妙、的な。
静音化目的ではあまり意味がない気もします。個人の感想です、念の為(*´ᄾ`∩)
試しに、1個装着パターンと、2個装着パターンとテストしてみたのですが、2個装着パターンはアクチュエーションポイントまで押し下げられないことがあり実用には耐えませんでした。静音化リングを装着したことで底打ちした感じもなくなるため、単純に押したのに反応しない状態になりストレスがマッハーッ。
ちなみに2個装着パターンは青軸とかクリッキーなスイッチで試してみたい気がする(沼案件)
まとめ
単体で押していると大した差を感じないのですが、キー全部に装着してタイピングしてみると、すごく変わったことを体感できます。
キーストロークが少なくなったことで音が短くなったのか、全体的な打鍵音も軽減されている気がしますし、何より当初の目的であるセンサーが反応したら可及的速やかに最後まで押した状態が実現できましたので満足です。
キータッチが軽いからかミスタイプは減らないので、できれば青軸を試してみたい。そしてカチッとハマる感覚がやっぱりほしい気がするので青軸を試したい。ていうか青軸試してみたい。
試したさがマックス鬼盛りなので、たぶん次は青軸を試す記事になると思いますw
ではまた(❁´◡`❁)