あたらしい折り曲げ方から見るSamsungの憂鬱。
AndroidAuthotityさんによると、韓国のメディアThe Bellによるレポートで、Samsungが現在取り組んでいる次世代スマートフォンは、2つ折りでタイプ「S」とタイプ「G」があり、それぞれ2箇所を折りたたむと報じています。
引用元のThe Bellによれば現在のフラッグシップ「Galaxy Fold」の7.3インチを超える8インチ、13インチサイズを開発中、タイプS、タイプG、両機ともに年内の開発を目指しているとしています。なお販売スケジュールは未定とのこと。
既にタイプSと見られる特許についてはAndroidAuthorityさんでも報じているとおりで、今回タイプGが新登場という流れです。
常にAppleを超える製品を作り続けているSamsungさんですが、タイプS、タイプGはiPadシリーズの対抗機種として設定されているのでしょう、かなり画面サイズが大きくなってきていますね。HDMIの入力に対応してくれたら結構、買ってしまいそうな気がします。
現在、Samsungサーガは、第1章「君よ液晶フィルム剥がすことなかれ」を経て、新章となる第2章「理由なき販売延期」の真っ最中。前作となる「燃ゆるGalaxy Note7」からの「GalaxyNote7を回収せよ」のあと、徐々に巻き返しつつあったわけですが、ここへ来てまさかの失速です。GalaxyNote10まで頑張ってのりきってほしい!(わたくしごと)
Galaxy Fold は内側へ折り込む形の実装ですが、物理的には無理があり、通常1枚の板を接続部品なしに曲げてしまえはいつかは破断してしまいます。タイプS、タイプGはその不合理製を排除し長持ち路線に変更しているように見え、Samsungさんの内側が見え隠れするような気持ちになります。
続報が期待されます。