ChromebookでPowerShellを使う方法

Chromebook生活
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がおう 名誉終身平社員

にゃぁ㌠技術担当です。
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なんとLinux向けのPowerShellがChromebookでも動きます。PowerShellを学びたい時や、ちょっとした開発要件に、Chromebookはコンテナ環境なので比較的、安全にいろいろいじれます。

PowerShellを使う利点は、既存のシェルを上書きしないことです。通常bashシェルに入力できるLinuxコマンドは、PowerShellにも入力できます。以下、このあたりがピンとくる方向けの記事になります。

Chromebook上でLinux(ベータ版)を有効にする
  1. 設定を開きます。
  2. サイドバーでデベロッパーからLinux開発環境(ベータ版)を見つけます。
  3. [オンにする]をクリックします。
  4. 次のウィンドウで、[次へ]をクリックします。
  5. Linuxインストールにユーザー名を付けます
  6. 内部ストレージからそれに割り当てるディスクスペースを決定します。
  7. [インストール]をクリックします

Linuxコンテナがダウンロードを開始し、Chromebookにインストールされます。

インストールが終了するとターミナルウィンドウがポップアップします。

ChromebookへのPowerShellのダウンロードとインストール

Linux上のPowerShellはWindows上のPowerShellとまったく同じではありませんが、基本的にPowerShellを必要とする人々の要件は満たします。ただしWindows固有のモジュールとコマンドは当然利用できません。

  1. PowerShellリリースページに移動します。
  2. Debian10用の.debインストーラをダウンロードします。
  3. ダウンロードしたファイルを右クリックして、[ Linuxでのインストール]を選択します
  4. [インストール]をクリックします。

右下にインストールプロセスが通知され、すべて完了すると再度通知が届きます。

ちなみにアプリドロワーにアプリアイコンは表示されません。

ターミナル内でPowerShellを起動する方法

PowerShellは完全なターミナルアプリケーションなので、ChromebookではLinuxターミナル内で動作します。

起動は

PWSH

と入力してエンター。

PowerShellバージョンなどが表示され、コマンドプロンプトがyourusername @penguinからPS / home / yourusernameに変更されます。

これで、PowerShellを使用する準備が整いました。

終了はexitと入力してエンター。

PowerShellをデフォルトのターミナルシェルとして設定する

頻繁に使用する場合は、ChromebookのLinuxターミナルのデフォルトシェルとして設定できます。

設定は、ターミナルを起動してコマンドを入力するだけです。

sudo chsh -s /usr/bin/pwsh $USER

ターミナルを再起動すると、PowerShellに直接移動し、通常のyourusername @penguinが表示されなくなります

ChromebookでPowerShellを更新する

更新は、新しい.debインストーラーをダウンロードしてインストールするだけです。

ChromebookからPowerShellをアンインストールする

何らかの理由でアンインストールしなければならなくなった場合は、コマンドラインからコマンドを入力してPowerShellをアンインストールする必要があります。

sudo apt remove powershell

問題が解決しない場合は、ChromebookからLinuxを完全に削除して、最初からやり直します。PowerShellに影響を与えるものを削除した可能性があるからです。

これにより、ほぼ確実に問題が解決されます。

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