phonearenaによれば、Android10のリリース日は9月3日になるとのこと。
![](https://m-cdn.phonearena.com/images/article/118451-wide-two_1200/Android-10-release-date-confirmed-Heres-when-Google-will-release-it-to-Pixel-phones.jpg)
記事によれば、異なる2名のサポートスタッフから、ローンチ日について「9月3日」という日付が出てきているとのこと。
1人ならまだしも2人も同じ日付を言うのだから、偶然ではないだろう、という程度のことっぽいですが( -᷄ω-᷅ )
そういえば、もう8月最終週ですが、なにも音沙汰がありませんし、9月入ってからっていうことも、なんとなく説得力がある気もします。
通例通りならIFAより先に公表しているので、9月3日でも今のところオンスケということなんでしょうけども、待ち遠しいですよね(*´꒳`∩)
Project Treble
ところでプロジェクトTrebleってご存知ですか?
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiH9QqE-gPMkA46VeHKibtbW3PnuUpi4nb_L8SQrQvKSJFUF_6dM3rJOf1DOjvdHR2evoNwrRC-iuHMBLHHcmWm5HlBDYj_0gXO9t9ULi4W5E9p5RmHSfGf-FGQy9sdyAPB9hv8T3MWyZjj/s640/image_1_flowchart.png)
![](https://meow.gigowat.com/wp-content/uploads/2019/08/Screenshot-2019-08-28-at-10.30.23.png)
Project Trebleは、Android8から導入された、モジュラーベースのAndroidシステムを指す言葉で、Android OSフレームワークとベンダー実装の間に新しいベンダーインターフェイスを導入することで、それ以前よりも短い工期でのバージョンアップが可能にするものです。
iPhoneとは違い、Androidではハードウェアの構成がわりと違いますよね?
それぞれメーカーの特性を出して、それが競争原理にもなっているわけですが、しかし、その差異こそがアップデートの妨げとなっていました。
そこで導入されたのがベンダーインターフェイスです。
ベンダーインターフェイスは、ベンダー実装の上位互換性が確保されているので、フレームワークのみを更新することが出来るようになったという訳です。
Android7以前は、正式なベンダーインターフェースがなく、バージョンアップの際、見直すコードがAndroid全体に及んで、場合によっては膨大な量のコードを更新する必要がありました。
![](https://meow.gigowat.com/wp-content/uploads/2019/08/Screenshot-2019-08-28-at-10.16.02.png)
Androidのハードウェア固有の部分へのアクセスを提供する、安定したベンダーインターフェイスの登場で、デバイスメーカーは、SoCなどのシリコンメーカーの追加作業を必要としなくなりました。
![](https://meow.gigowat.com/wp-content/uploads/2019/08/Screenshot-2019-08-28-at-10.16.21.png)
したがってAndroid OSフレームワークを更新するだけで、新バージョンのAndroidを迅速に提供できるようになっているのです。
ではAndroid8以降、各端末のバージョンアップが迅速に行われたかというと、そこは微妙で30%というところでした。これはそもそもAndroid8を乗せることができない端末が既に流通していたためです。
今回のAndroid10への移行スケジュールが、各メーカーでどうなるかは、企業体力や、積極度によるところですが、おそらく企業価値への影響もあることから、既にAndroid9を搭載している端末に関してだけ言えば、移行スケジュール競争があると思われます。
既にGalaxyシリーズのAndroid10は、存在しているとかなんとか、ウワサも聞こえ始めています。
Google純正のPixelシリーズがリリース日に対象になることは確定ですが、更新の順位が今後のメーカー人気度を測る材料になりそうなので、注目が集まっています。