NvideaとMediaTekが協力!RTXをChromebookに導入するって!

Chromebook
この記事は約4分で読めます。
この記事を書いたひと
にゃぁ㌠

主にDQX(ドラゴンクエスト10)で活動していました(過去形)。
ゲーム記事多めです。
コロコロとかわる「好きなこと」だけを書いています。
なにかありましたらツイッターまでお気軽にご連絡ください(๑>ڡ<๑)

にゃぁ㌠をフォローする

ローカルで動画編集できるようになっちゃうかも?

Chromebookは、手頃な価格で低消費電力のコンピューターとして利用されてきましたが、Chrome OSを搭載したプレミアムなハイエンドデバイスの市場も拡大しています。

そのため、NvidiaとMediaTekは、将来、ChromebookにRTXグラフィックスを搭載するための共同作業を開始することを発表しました。

発表によると、両社は、”Chromium、Linux、NVIDIA SDK “をサポートする “リファレンス・プラットフォーム “の構築に向けて提携しています。

具体的には、MediaTekのArmベースのSystems on a Chip(SoC)とNvidiaのRTX GPUを組み合わせることで、Chromebookにレイトレーシンググラフィックスなどを実現するとのこと。

MediaTek is the world’s largest supplier of Arm chips, used to power everything from smartphones, Chromebooks, and smart TVs. We look forward to using our technology and working with NVIDIA to bring the power of GPUs to the Arm PC platform for gaming, content creation, and much more. GPU acceleration will be a huge boost for the entire Arm ecosystem.

(MediaTekは、スマートフォン、Chromebook、スマートTVなどあらゆる機器に採用されているArmチップの世界最大のサプライヤーです。私たちは、当社の技術を使い、NVIDIAと協力して、ゲームやコンテンツ制作などのために、Arm PCプラットフォームにGPUのパワーをもたらすことを楽しみにしています。GPUアクセラレーションは、Armのエコシステム全体にとって大きな力となるでしょう。)

MediaTek社CEO リック・ツァイ氏

RTXグラフィックスを搭載するということは、MediaTekがChromebookの高性能化に向けて動き出したことを意味していると考えられます。

これまでのMediaTekは、Lenovo Chromebook Duetのような、どちらかというと性能と価格のバランスに優れたデバイスに搭載されていることで知られています。(GoogleのPixelbookラインをはじめとするプレミアム・フラッグシップレベルのChromebookには一般的にインテルが搭載されています)

多くの人が疑問に思うのは、なぜハイエンドのグラフィックスを搭載したChromebookが必要なのかというところだと思います。今の所Chrome OSでゲームというと、Androidベースのタイトルで、それ以外はほとんどありませんし。

しかし一方で、ウェブアプリで仕事ができるようになり、さらにはChrome OSが開発者向けにLinuxアプリを完全にサポートするようになったことで、ハイエンドChromebookへの欲求が意味を持つようになりました。

実際にプレミアム層のChromebookは現在でも一定数存在し、かなり快適に仕事をこなすことが可能です。

ゲーム関連の動きとしては、昨年、GoogleがChrome OS向けに「Borealis」と呼ばれるプロジェクトを進めていることが発見されています。

このプロジェクトは、SteamマーケットプレイスのゲームをChromebookで簡単にプレイできるようにすることを目的としているようです。

今のところ、このようなMediaTekとNvidia RTXを搭載したChromebookを開発している特定のOEM確認されていません

しかし、ここ数年、Acer、Asus、HP、Lenovoの各社がMediaTek製チップを搭載したChromebookを発売しており、そう考えると、各社とも次期RTXデバイスの候補となるかとおもいます。

Source

タイトルとURLをコピーしました