さぁたのしい答え合わせの時間です。
公式情報
おおむね、正しい情報がリークしていたという感じですが、キーノートを実際に見た感触を交えながら、解説していきます。
OS
やはり、新機種は2種類、3a(スリーエイ)と3a XL(スリーエイエックスエル)、どちらもAndroid 9 Pieでデビュー、3年間のフルサポートとなりました。
ディスプレイ
ディスプレイに関してもリークどおり5.6インチと6インチ、FHD+、OLEDの常時表示対応でした。ベゼルに関しては少し太めですが問題ないレベルで、XLは賛否あるノッチがなくなっています。
カメラ
カメラについては、キーノートの論点というか趣旨からすると、
「最新技術を搭載するハイエンド機は必ずしも皆の手に渡らない、いつでも、誰にでもを実現するためにAIとソフトウェア技術で、ハイエンド体験をお届けする挑戦の結果が3aシリーズである」
というようなことなので、やはりVisualCoreは内蔵しない道を選んだようです。
ただし、Googleがいうハイエンド体験がPixel3と同等であるとすれば、VisualCoreというハードウェアなしで手に入るということになりますから、とんでもないことになりそうですよね?
とくにVisualCore内蔵の兄機は同じエンジンを搭載するとどういう事になっちゃうんでしょうか、ワクワクします。
自撮り(セルフィ)レンズがデュアルからシングルに変更、ダウングレードとなっていますが、ハイエンド体験(以下略)
SoC
SoCに関しては、両機とも、Snapdragon670となりました。
とはいえ、クロック数的にはダウングレードしているものの、AI担当のプロセッサはHexagon685が搭載すると見られ、これはSnapdragon845と同じです。
したがって兄機Pixel3と同じAI体験が出来るのではないでしょうか。
GoogleのAR技術ARCore対応。
メモリ
メモリは、事前のリークではXLが6GBではないかともウワサされましたが、両機ともに4GBで据え置き。
低価格への挑戦だったわけですから、これは順当ではないかと思います。
高速メモリ(LPDDR4)が積まれているだけでもまぁ良き。
サイズ
兄機Pixel3に比べ、画面比が18:9から18.5:9と、若干「長面」になっています。
Pixel3は縦145.6mm、横68.2mmですから、少しずつ大きくなっています。
カラバリ
事前情報通り、新色に紫「風」を加えた3色となりました。
まぁパープリッシュだけが売れていくような気がします。
メディア
Pixel3では下部に前方向きのスピーカーがついていましたが、3aでは廃止。しかし、下向きのスピーカーがあり、ステレオを維持しました。
端子系は、リークどおり、USB-C、3.5mmオーディオ。
SIMはeSIM は対応せず、物理SIMを1枚させる仕様で据え置きでした。
バッテリー
Pixel3と比べ、若干容量が増えました。
ワイヤレス充電にはやはり非対応。
HDRの認証も受けていないとのこと。
通信
安心してください。Felica入ってますよ。
SoCの関係で、ダウンロード通信速度がカテゴリ11までの対応となり、最大600Mbpsとなります。が、まぁ許容範囲ではないでしょうか。むしろ善戦してるレベル。
GPS的には北斗、QZSSに対応となったようですが、これは衛星名ですかね?Pixel3はどうなんでしょうか。特に調べませんけども。
事前の情報通り、アクティブエッジ搭載でした。およそ必要な機能は兄機と同じとなりました。
付属品について、事前情報通り、PixelBudsは付属しませんでした。
アダプターとケーブルは高速充電が出来るタイプなので重宝します。
事前情報
Pixel3aシリーズは、Google製のリファレンスモデルPixel3の兄弟機として登場がウワサされるスマートフォン。
boniito、sargoの開発名で知られており、Google品質をクリアしながらも、徹底的なコスト削減により低価格を実現、ミッドレンジクラスのゲームチェンジャーを期待されるスマホです。
スペックシート
Google Pixel 3a feature promo text (translated) pic.twitter.com/CODGKkoBEW
— Roland Quandt (@rquandt) May 6, 2019
ほぼ既出の情報です。
パッケージ
Best Buy で発見されたショーウィンドウ内のPixel 3a XLが発見されています。
プロモーション画像
新たにプロモーション用とされる画像が見つかっています。
電話に出ることが出来ないときに、相手の留守録をテキスト化する機能も搭載される様子。
発売日
発売日は未定で、今のところ5月7日のイベント Google I/O での発表がウワサされています。
インドで5月8日発売をほのめかすティザーサイトが見つかっています。
価格
掲示板サイトRedditでカナダ向けと思われる価格が登場しています。
リーク内容としてはPixel3aが650カナダドル、Pixel3aXLが800カナダドル。これは日本円だと、それぞれおよそ54,000円、66,000円程度となります。
北米価格が、それぞれ399USドル、479USドルという情報もあり、こちらを日本円換算すると、43,890円、52,690円となります。
カラバリは従来の白と黒に加え、新色となるアイリス(紫)が加わる予定。ピンクはない模様。
スペック
SoCはPixel 3a がSnapdragon670、Pixel 3a XLはSnapdragon710を搭載していると噂されています。
メモリはPixel3と同じ4GB RAM、ストレージ 64GBとなる予定。
最新リークではPixel3aXLのメモリは6GB RAMとなっています。
44,999インドルピーはおよそ72000円です
握って操作するアクティブエッジは引き続き搭載されます。
Pixel3では廃止されたヘッドホンジャックが下部に復活、そのためかSIMトレイが下部から横へ移動、なおeSIMも対応予定とされています。
セキュリティ用にTitanMチップ、背面に指紋センサーを配置する従来のスタイルを踏襲。
初期OSとしては順当にAndroid 9 Pieとなる予定で、Pixelデバイスとして発売されれば、少なくとも2年のフルアップデートが受けられます。最新リーク情報によるとセキュリティアップデートとOSアップデートを受けられる期間は3年のようです。
また、Pixel3にも同梱されたスマホ乗り換え用のアダプタ(OTGアダプタ)も同梱されるようです。
残念ながらPixelBuds(イヤホン)は同梱されないようです。
電源
バッテリーはおよそ3,000mah、USB-C接続で 18W充電に対応。
プラスチックボディということで期待されていたワイヤレス充電は残念ながら対応しないようです。
ディスプレイ
液晶パネルではなく有機ELパネルを採用。
サイズは、Pixel3aが5.6インチ、Pixel3aXLが6インチ。
解像度はQHD+を期待されていましたが、最新のリークではQHD+は否定、FHD+搭載とされています。
カメラ
背面のメインカメラがf値1.8 12Mピクセル、正面の自撮りカメラがf値1.8標準レンズ f値2.2の広角レンズデュアルカメラになる予定で、これはPixel3シリーズと同じということになります。
カメラは1つしかありませんが、トップクラスの写真が撮れる可能性を示唆するもので、つまりここがゲームチェンジャーと呼ばれる理由です。
しかし、カメラモジュールが同じでも、Pixel2、Pixel3と受け継がれたVisual coreの搭載を明言するものではなく、またHDR+が撮れると言及するリークも見当たりません。
もし、Visual coreが実装されないということになれば、AI処理性能は大きく下がることになり、また、SoCの性能も低いことから、画像処理速度は低下するとの見方が強く、カメラ機能としては今のところわずかに低下するのでは?と考えられています。
最新のリークではナイトサイト(夜景モード)が搭載されることが伺えるため、Visual core搭載の見込みが立ってきています。
しかし、お手頃価格でGooglePixelデバイスが手に入る可能性として考えると、価値を見いだせる開発者も多いのではないかと思います。
発表会が待ち遠しいですね。
続報があり次第、更新します。