ゲームチェンジャーは物事の流れや優劣を根底から覆すような新しい可能性や思想を持つ個人、あるいは製品、あるいは企業を指す言葉。ここではGoogleのPixel 3aが、スマホ業界の価値観を変えようとしているのではないか?という意味です。そんなに?そこまでスゴイようには…。
まだ日本ではあまり見かけないですが、英語圏では最近わりとよく見るのです。(๐•̆ ·̭ •̆๐)なぜ?
そこで、Pixel 3aがなぜ騒がれるのか、なぜゲームチェンジャーと言われるのかについて調べてみました。
まずは現在わかっている特徴から。
- 300ドル〜500ドル
- LCDディスプレイ
- プラスティックボディー
- Pixel3と同じカメラ
- SDM670
- 3.5mmオーディオジャック
もう、Googleの公式オンライショップで一度公開されて取り下げられたりしているので、公然の秘密ですが、Pixel 3aの特徴をおさらいすると、どうかんがえても値段が安い、コレじゃないかと思うんです。
高くなる要素がないというか。徹底的にコストダウンを図ったというか。ただひたすらに安いPixel3としか見えない内容です。
値段的には3万円台〜5万円台になるとなると、AsusとかLenovoとか、モトローラとか、最近話題のOPPOなんかも居て、もう競争力ないんじゃないの?とか思っちゃうのですよね。
そしてAndroid Authorityさんの記事にたどり着きました。
わたしが探していたのはこの記事でした。探し回ってた時間、完全に無駄だった_(:3 」∠)_
記事によれば答えは「カメラ」らしい。
今、2019年春のスマートフォン業界は「カメラ機能」が最もアツく加熱していて、競争が激化していますよね。
HuaweiのP30シリーズの発表会では特殊な構造(ペリスコープ構造)の光学式ズームカメラが発表されて、スマホのというよりはカメラの性能にばかり話されていたのが印象的でした。これスマホの発表会だよね?といったカメラマンがいたとかいないとか。
それほど、カメラの性能が売上に大きく影響するのだと言うことだと思うのですが、そうだとしても、「特殊な構造にした」だと、いままでの部品に共通点がないですから、製造コストが上がることになりますよね。つまりわたしたちが購入する時の値段に跳ね返ってくる話になります。
一方、GoogleのPixel3は、カメラが一つしかないのに、未だにトップクラスの写真が撮れると好評。わたしも使っていますけど、iPhoneXくらいのクオリティ。すこし寒めの写真にはなりますけど、細かいところまできれいな写真が撮れます。
これは機械学習による補正が効いているためで、つまり中ではAIが必死に細かいデータを処理してるわけですね。
つまりソフトウェアの方面から改良してるということになります。
だから。
安いパーツを使っても、ソフトウェアが動きさえすれば、きれいな写真が撮れてしまう、ということになるわけですね。
もう映え写真を撮るのに高価なスマートフォンはいらない。そうGoogleの端末ならね。
ということに。
なるほどなー!( ゚д゚)
性能表を比べてみるとわかるのですが、Pixel 3aに載る予定のSDM670は、AI処理担当のデジタルシグナルプロセッサの世代だけ見れば、SDM845と同じHexagon685。Pixel3と同じです。
Pixel3はいい写真を撮れるけれど、値段はお高い。でもPixel 3aなら値段は安いのに、カメラの性能はPixel3と同じ!
となれば、なんだ高いスマホ要らないじゃんとなる。なーるほどー!
わかった。わたしにもやっとわかったよ!
AndroidQ Betaをインストールしたときに記事にしたんですけども、カメラの性能に関する機能をサードパーティ向けに開放したとか書いてあった気がするんです。たしか。
ということは、今後安いけどいい写真が撮れるのは当たり前になってくるのかもしれないですね。
たしかに業界標準書き換えちゃうかも。
Google恐ろしい子…。