日本ではダウンロード版という呼び方でおなじみのゲーム販路がありますがご存じですよね?
Amazonでお世話になったことがある方もいらっしゃると思います。例えばスマブラとか。例えばスプラトゥーン2なんかは、我が家もAmazonでダウンロード版を買ったりしました。
が、不思議なことにコンソール系だとPS4のダウンロード版って見かけないと思いません?
実は、北米 Amazon.comや、英国 Amazon.co.ukでは普通に売っていて、Digital codeと呼ばれています。
これは、支払いをPSNでしないだけで、例えば北米Amazonや、デジタルコード取り扱い小売店で代金を支払いコードを入手すると、PSNで決済してダウンロードするのと同じように、プロダクトコードとして入力するとダウンロードする権利が付与される形になっています。(そうです。NintendoSwitchのダウンロード版と同じです)
2013年に北米Amazonで開始され、次いでUKでも始まったのですが、ついに日本には上陸せず。
(前置きが長いですが)
「2019年4月1日以降、Sony Interactive Entertainmentは、SIEのGlobal Digital at Retailプログラムを通じてフルゲームを提供しなくなることを確認した」とTHE VERGEが報じました。
グローバルデジタルアットリテールプログラムが何だったかははっきりわかりませんが、デジタルコードを商品として小売業者に卸す業務だったのではないかと推測できます。
THE VERGEの記事ではPlayStationのスポークスマンが語った内容として以下の内容が紹介されています。
- 「主要な事業をグローバル連携させ続けるために決定された」
- 「フルゲームやプレミアムエディションのサポート用途として、一部の小売店で高額なPlayStationカードの取り扱いに取り組んでいる」
- 「DLC、アドオン、仮想通貨、シーズンパスは引き続き利用できる」
記事で取り沙汰されているゲームソフト小売業のGameStopをはじめ、デジタルコードを卸しで買って販売している小売店からは姿を消すということなので、例えば年齢を偽ってZ指定のバイオレンスゲームを買えなくなったり、やたらとクレイジーな値下げ合戦で下がりきったデジタルコードを手に入れたりする事が出来なくなります。オウ!ノウ!
現在も北米Amazonでは、
スパイダーマンであったりとか、
話題のSEKIROであったりとか。
この辺は今のところAmazonでもデジタル版が販売されていますが、それも在庫限りで無くなってしまう運命のようです。
まぁ日本のPSNアカウントでは扱えない商品なのでどうでも良いんですが(* ՞ټ՞)
それにしても、長年謎だった「ダウンロード版なのに売り切れになる」のは、デジタルコードも「小売り商品として卸されているから」なんでしょうね。ひとつ賢くなった気がします。